遥かなる明日へ ~画家松井大門の七転八起き~

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2008.09.28 Sun 帽子に咲いた茗荷の花

昨日の釣りの話をします。

教室の皆と、バ-ベキュウを、今度の金曜日にすることになり、
僕が、岩魚を釣ってくることになり、昨日の釣りとなったのです。

渓流釣りは大好きで、毎年、よく行くのですが、ここ2年行っていませんでした。
往復200km位の所へいくので、軽油の高騰が、大きく、響いています。
三菱デリカの2800ccワゴンなので、1リッタ-、7kmぐらいしか走らない。
貧乏絵描きには、この、燃料の高騰は、かなり厳しい。

「燃料代出してくれれば行くよ」 「出す出す」ということで、決定。
「それやったら、50匹ぐらい釣ってこんとあかんなぁ」

四本さんが、自分の家の庭に使っている雪づり用の竹を切り、
すでに、竹串は作ってあります。
四本さんは、70代の男性で、石橋を叩いても渡らないような、生真面目で、とても誠実な人です。
「先生、手が痛くてこれ以上は、もう作れません」

その、涙の出るような竹串が、僕の岩魚を待っています。

「今日子、明日早く釣りに行くから、おにぎり頼む」
「ハイ、ハイ。奥井さんの作った新米で炊くから、美味しいよ」
12時頃、普通のおにぎりの1.5倍はあるおにぎりが、4個、僕の所にやって来ました。

ちょうど、ブログを更新していた僕は、夜食代わりに、1個をぺろり。
誠に美味い。もう1個に手が出かかるが、我慢我慢。

幸せ一杯で少し寝る。
午前4時の目覚ましのベルで,起床。 すごく寒い。
この分では、風邪をひくかも。
こりゃいかん、後、2個食って寝よ。
残るおにぎりは、1個となりました。

朝、8時50分。 「釣り行かんかったの、折角、おにぎり作ったのに」
どんな目覚ましより、良く効く、今日子ちゃんの一声。
「今から行くんや」 従順な僕。

9時40分、 2年ぶりの岩魚釣りに出発。 昼の弁当、おにぎり1個。

この時間からでは、遠くは無理、車で50分位の所にする。
ある村から、細い林道を上るのですが、少し行ったところで、道がない。
何年も前に来たときはあったのに。

ここから釣ることにします。
小さいヤマメが立て続けに3匹釣れました。 さい先がいいぞ。
その後、さっぱり。

ダイがしきりに吠えます。50mほど山を駆け上り、下りてきました。
サルか、カモシカか、それともクマか?
一応、護身用に先のとがったナタは、何時も用意してあります。

3匹じゃ帰れない、先へ進みます。
至る所で道は寸断され、荒れ放題です。
この後、さらに小さい岩魚2匹と、ゴリが1匹。


        P9274278 のコピー   P9274276 のコピー


僕の、長年の勘では、この先進んでも期待薄、春だったら、山菜でも採って帰るのに。
2年ぶりに歩く岩場、かなりこたえます。 ましてや、成果は、ごらんの通り。

帰ろかな、帰ろかな、でも帰れない。

四本さんの涙の秀作、竹串ちゃんが、岩魚50匹待っている。
今のところ、串にもさせない、小さい魚6匹。
これで帰ったら、きっと僕が串刺しになる。

帰りたいけど帰れない。

それから、2kmは登ったでしょうか。 竿の先はぴくりともしません。
ずたずたにされた、跡形もない林道、釣れない岩魚、おまけにクマもいるような気配。
それでも、帰れない僕。 地獄のような光景。

もう帰りたい、串刺しになってもいいから、もう帰りたい。

と、その時です皆様、天は我を見捨てず!

天国です、天国です。
皆様、天国があったのです。

辺り一面、茗荷の子のお花畑です。
道がないので誰もとりに来なかったのでしょう。
天からのお恵み、これを採らずしてなんとする。

何時もなら、山菜用にナイロン袋を持っているのですが、急きょ、
被っていた帽子を籠代わりに、茗荷の子を、採っては入れ、採っては入れ、
あっという間に、リュックに半分になりました。
もうこれで充分。

ここで、おにぎり1個の昼飯です。

でも皆様、最高の昼飯です。
仏様の心の奥井さんが作った新米でのおにぎりに、
まるで、天国に咲いたかのような茗荷のお花畑。


                P9274268 のコピー


この茗荷は、今度のバ-ベキュウに少し持って行きましょう。
茗荷の串刺し、これもいいかも。

僕の串刺しは、何とか逃れたいので、明日もう一度、釣りに行きましょう。

あんなに重かった足取りが、軽くなりました。

帰りは、花を見る余裕さえあります。
アザミの花、ミゾソバの花、ツリフネソウの花が一杯咲いていました



      P9274273 のコピー                   P9274286 のコピー
 



                     P9274321 のコピー


その上、心優しい神様は、お土産まで、付けてくれたのです。


                    P9274281 のコピー


僕の服には、そのお土産がたっぷりとついていました。
茗荷だけで、充分過ぎるほど充分。
お土産は、丁重にお断りして、山に、お返ししてきました。

帽子に咲いた茗荷の花、
大満足の一日でした。


さて、皆様、

地獄の後の天国と、天国の後の地獄と
どちらを希望されますか?

勿論、天国の後も天国が一番かもしれません。

が、天国ばかりだと、本当の天国の有り難さが解らない。

僕は、地獄の後の天国を選びます。

心の持ちようで、何でも天国になるのではないでしょうか。


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Comments

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サトシ : URL NoTitle

#- 2008.09.28 Sun 23:57

読まさせていただきました。
応援ポチッ!!!

松井大門 : URL サトシさん 初めまして

#- 2008.09.29 Mon 01:00

サトシさん 今晩は。

応援ポチッ、何とも言えず、
良い響きです。

有難う御座います。
とても、心強いです。
これからも、ぜひ、お願いします。

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