遥かなる明日へ ~画家松井大門の七転八起き~

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2008.10.14 Tue 桃の思いで



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僕の家には、桃の木が2本、有りました。
ほんのりと、赤みが付いてくると、後幾日かで、食べ頃になりますが、
子供心には、その幾日かが、何と長かったことか。

店で、買って食べる桃とは、比べものになりません。
硬くて、とても甘いのです。

何年も前の事ですが、スケッチの道中で、桃の木を見つけました。
農家の人に、2個だけ貰い、綺麗な、川の水で洗って食べました。

一口、ガブリと食べた今日子は、

「えっ、本当の桃って、こんなに美味いの」

僕の分も、半分取られてしまいました。

今日子は、街で、育ちました。
僕は、不便な田舎で、育ちました。

桃は、お店で買うもの。
桃は、手で取って食べるもの。

梨の木とブドウは、家にありませんでしたが、
お盆の時だけ、仏壇にありました。

「ナムアミダ-、ナムアミダ-、ナムアミダ-ブ」

信心深い父の、長い長いお経。
僕も、父ちゃんの後ろに、正座させられて、

「ナムアミダ-、早く終わってナムアミダ-、早く食べたいナムアミダ-ブ」

梨とブドウは、長い長い正座の後、足の痺れの中で、食べるものでした。

「ナムアミダ-ブ」

僕は今から、夜食を食べます。

                          午前2時31分


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