2008.11.17 Mon 奥様達との不気味な会話の続きの続き

皆様、今晩は
今日も、有難うございます。

今日は天気も良くなく、外には出ませんでした。天気が悪いと、心も沈みがちになります。
こう言う日は、僕はじっとして、頭を休めます。
「あら、あんたの頭、何時も休んでんじゃないの」と、今日子ちゃんは言いますが、
一応、動いてはいます。無駄な頭でも、やはり疲れることは疲れます。
僕の頭の疲れは、ほぼ体の疲れと一緒で、寝ればすぐとれます。

と言うことで、今日はもう寝ようと思います。
寝ますます寝ますます寝ますます寝ますます寝ますますますます・・・・・

「ちょっと、馬鹿先生、何やってんのよ、下らないエコ－なんか聞かせて、早く続き、続き」
「どうも皆様、皆様何時も元気ですね、これで三日連続ですよ、疲れませんか。
よくもまあ、あきもせず、馬鹿先生、疲れています、それに、飽きています、ますますますますます」

「それ止めなさいっていったでしょ、ほんとにもう、私たちは喋ってれば元気なの、だから早く喋らしてよ、今日は私からよ」

「それじゃぁ、しばらく皆様、勝手に喋っていて下さい、馬鹿先生一寸、横になります、その前に絵だけ載せさせて下さい」

　　　　　　　　

「馬鹿先生、ほんとに寝ちゃったわよ、何時も変だけど、今日は特に変じゃない、エコ－なんかきかせたりしてさぁ」
「これじゃ今日子さんも大変ね、気持ち良く解るわ」

「私さぁ、この先生って何処までが本気で、何処からが冗談なのかよく解らないわ」
「こんな馬鹿先生ほっといて、続き始めましょ」

[この間さぁ、馬鹿先生、松井大門先生の心理学講座って馬鹿なことやつたでしょう、その時のこと話すわね」

～ムニャ、ムニャこれ、寝言です、話の見えない人は、松井大門先生の心理学講座（その１～その４）を、先にお読みください。これ寝言です寝言です寝言ですですですですです～

「ちょっと、馬鹿先生寝言にまでエコ－聞かせてるわよ、ほんとにどうしようもない馬鹿ね」


「私さぁ、この間、バイキングに行ったでしょ。たらふく食べ過ぎたので、実を言うと、消化しきれないで、まだ、腹の中に残っている感じだったの。そこへ、あの子供の話でしょ、私、思わず戻しそうになっちゃったわよ」

「もう駄目ね、当分バイキングいけないわ。だってさ、子供の顔と、それに馬鹿先生の顔が浮かんだら、どんな美味しものが前にあっても食べる気しないわ」

「そうね、仕方ないから、パパと家で食べるしかないわね」

「ねえ、ねえ私、ちょうど全国馬鹿撲滅運動促進会の会長さんのそばにいたのよ。会長さんだったら、何とか馬鹿先生をやっけてくれると思ってさぁ、」

「それで会長さんどうしたのよ、早く言いなさいよ」
「会長さんてさぁ、太っててメガネかけて、眉間に皺よせて、何時も怖そうじゃない。会長さん先生が子どもの話をしだしたら、ワンワン泣き出したのよ。自分のハンカチだけじゃ足りなくて、私のハンカチまで取られたわよ。
それにさ、何だかわけのわからないこと言うのよ。何て言ったと思う」

「もったいぶらずに、早く言いなさいよ」
「会長さん、涙と鼻水垂らしながらこう言ったのよ」
「だから、どういったのよ」

「申し訳ない、申し訳ない、こんなおばさんが、こんなに太っていて申し訳ない、申し訳ない、
腹の肉でも、お尻の肉でも、あんたたちにあげるわよ、あげるわよ」

「会長さん、極度の厚化粧でしょ、涙と鼻水とで、もう無茶苦茶よ。そして不気味な事言うでしょ。
私こそ、本当に戻しそうになったわよ」

「それそれ、私も見てたわよ、私、会長さんから６人ぐらい離れてたところだったからよく見えたわよ。
会長さん、テレビ局の人連れて来てたでしょ、馬鹿先生の馬鹿を全国放送して、先生をぶちのめしてやるんだって言ってたわよね、
それがさぁ、会長さんのあのどろどろの不気味な顔が、アップで流れてしまったんだって、生放送だからカットでき無いでしょ。
後で、テレビ局の人に話を聞いたんだけど大笑いよ、私おなか痛くなっちゃったわよ」

「どうしたのよ、早く言いなさいよ」
「テレビ局の人言ってたわ、最初馬鹿先生が映っているときは、思った以上に視聴率高かったんだって、ところがさ、会長さんの顔がアップで流れた瞬間、視聴率０になっちゃって、抗議の電話が殺到、何でも、関係者３人ほど地方に飛ばされたみたいよ。
馬鹿先生ぶちのめすはずが、自分がぶちのめされちゃったのよ。
会長さん威張ってばかりいたから、いいきみよ、もうアウトね、私、スカッとしたわ」

「あんた、あんた、所が違うのよ、私二日前に、偶然街で会長さんに会ったのよ.街歩いてたらさ、知らない人が呼びとめるのよ、私よ、私、ワタシ。よく見たらさ、会長さんなのよ、私、ビックリしちゃったわよ。会長さん超厚化粧にメガネだったでしょ、所が超薄化粧メガネなしよ、解るわけないでしょ。

前と違って、生き生きしてるし、何か美しくなっているのよ、私本当に違う人かと思ったわよ。それで会長さんにわけをきいたのよ」

「早く言いなさいよ、他はどうでもいいから、美しくなった所だけ早く言いなさいよ、どうしてよ、どうして美しくなったのよ」

「会長さんこう言ったわ。＜私ね、馬鹿先生の話の中で、飢えて死んでいく子供の話聞いたら、涙が止まらなくなったのよ、もう何もかもどうでもよくなって、オイオイ泣いたわよ、そしたらね何だか心がすっきりしたのよ。あなたは知らないでしょうけど、私、眼は悪くないのよ、メガネをかけたのは、会長になってからよ。

会長だから、偉そうに見えなきゃいけないでしょ、それでメガネかけたのよ。
それに、威張るのも、結構ストレスたまるのよ、それで何とか、気を紛らそうと良く食べたわ、私が太ったのは、ストレス太り。
偉そうな顔して、高いお金出して、食べ歩いたわよ。太る一方よ、肌は荒れてくるし、私が厚化粧になったのも解るでしょ。自分でも悩んでいたのよ。

馬鹿先生の、話聞いてたらさぁ、私、自分が恥ずかしくなったのよ、私が無駄に太っている間に、どれだけの子供たちが死んでいったかを思うと、申し訳なくて、申し訳なくて、涙が止まらなくなったのよ。

でね、泣くだけ泣いたらすっきりしたのよ、そしてねこう思ったのよ。
せめて、私に何か出来ることないかって、私、威張ってばかりいたでしょ、よく考えたら一人じゃ何にも出来ないのね、それで、一から出直しよ。

私、全国馬鹿撲滅運動促進会は辞めたのよ、それで今は、全世界飢餓撲滅運動促進会に所属してるのよ。勿論ボランチャよ。今日はビラ配り、ハイあなたにも一枚。
外で立っているでしょ、適度な運動にもなるし、胃の消化もいいわよ。
それにね、こんな私でも少しは役に立てることがあったこと、これが一番うれしいことね」

「本当に会長さん生き生きとしてたわよ、それに本当に綺麗になってたわよ、あんたたちもやって見る？」
「・・・・・・」　　「・・・・・・・」　　「・・・・・・」
「私、もう少し太ってからでいい」「私も」「私も」

～こりゃ駄目だぁこりゃ駄目だぁこりゃ駄目だぁこりゃ駄目だぁだぁだぁだぁ～

～でも会長さん本当に良かった本当に良かった本当に良かったかったかったかった～

「ちょっと、馬鹿先生起きてるんじゃないの」
「タヌキ寝入りよ、今日子さん言ってたわ、馬鹿先生、良く死んだふりするつて」
「ねぇみんな、馬鹿ほっといてもう帰りましょ、帰りましょ」

～本当に良かったかったかったかった帰ってくれて本当に良かったかったかったかった～
～僕はこのまま、本当に寝ます本当に寝ます本当に寝ます寝ます寝ます寝ます～

長いお付き合い誠にありがとうございました。

皆様の今日の一日が良き日でありますように